期間工の工程は作業内容や負担が平等になるように振り分けられています。
…と言いたいところなのですが、現実には作業量や負担に差があります。
負担が多いきつい工程は俗に”ハズレ工程”と呼ばれたりしますが、同じ給料をもらってきつい工程を担当するのは損な役回りです。
今回は期間工のハズレ工程の特徴やハズレ工程を避けるコツを解説していきます。
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期間工のハズレ工程の特徴
一言でハズレ工程と言っても色々あります。
どのような期間工のハズレ工程があるのかまとめていきます。
肉体を酷使する
肉体的にきついというのがハズレ工程の特徴。
- 腕や手に負担がかかる
- 腰が痛くなる
- 首や肩が痛くなる
体への負担が尋常ではない工程もあります。
なぜ自分はこの工程になってしまったのだろうと思うこともあるでしょう。
日に日に体の痛みが増していき、土日でなんとか回復させる日々が続きます。
期間工の仕事できついと言われる要素はいくつかありますが、詳しくは期間工はきつい理由と対策を解説!きつすぎる工程は避けられる?の記事で解説しています。
重量物を多く取り扱う
重量物を多く取り扱う工程もハズレ工程と言えます。
- パーツが重い
- 設備や工具が重い
パーツが重いのか設備や工具が重いのかは工程によって違いますが、いずれにせよきついのは間違いありません。
重量物を多く取り扱えば体を痛める可能性があります。
求められる作業量が多い
通常なら100の作業量なのに120ぐらい割り当てられている工程もあります。
本来なら限りなく100前後に収束させるべきなのですが、なぜか特定の工程だけ作業量が多いことも。
工程を変更していくうちにどうしても作業量が多い工程が出来たり、設備の関係上特定の工程に作業が集中してしまうことがあります。
作業量が多い工程になったらハズレを引いたと思うしかないですね。
細かい作業が多い
細かい作業が多く神経を使う工程もハズレ工程と言えます。
どちらかと言うと、車体メーカーよりもエンジンや部品生産の工場によくありますが、細かい作業が苦手な人が配属となってしまうときついです。
移動量が多い
1日に2万歩も3万歩も歩くようなきつい工程も存在します。
多くはピッキングや物流が該当しますが、毎日フルマラソンをしているのでは?というぐらいによく歩く工程は間違いなくきついです。
工場内を歩き回るにしても硬い安全靴で歩き回る訳なので、足が痛くなりやすいですね。
期間工のハズレ工程を避ける方法
部品メーカーを選ぶ
部品メーカーを選ぶのも1つの手です。
部品メーカーが楽という訳ではありませんが、車体メーカーと比較すると肉体への負担は少なく仕事がきつくないケースが多いです。
おすすめなのはデンソー期間工とアイシン期間工
同じ愛知県にある部品メーカーで、デンソーは電子部品、アイシンはトランスミッションを主に生産しています。
長期で稼ぎたいならデンソー、1年までの短期ならアイシン期間工がおすすめ。
資格を取得する
- フォークリフト
- 玉掛け
- クレーン
- 溶接
資格を取得することで、該当の資格を使う工程に配属となる可能性が高まります。
例えばフォークリフトの免許を持っていると、物流に配属されやすいということがあるでしょう。
フォークリフトの仕事が楽という訳ではありませんが、資格があることで配属工程が定まりやすいのは、ハズレ工程を避けるコツと言えます。
工程を変えてもらうように頼む
ハズレ工程を避けるコツというより、配属された先がハズレだった場合の対処法ですね。
どうしても続けれそうにない場合は上司に相談して工程を変えてもらうのも悪くありません。
もちろん他の工程の人員との兼ね合いがあるので、断られることも多いですが、ダメ元でお願いしてみるのはアリです。
初回満了して次の期間工に行く
こちらも配属された後の話ですが、ハズレ工程になってしまった方は頑張って初回満了まで働いて次の期間工に行くという手もあります。
満了までは頑張る必要がありますが、満潮してからの退職なら満了金も帰任旅費も貰えますし、次に他の期間工に行く際は経験者として面接に臨めます。
根本的な対策にはなりませんが、きつい工程を満了までやり切った経験は、次に期間工に行く際の自信にもなります。
まとめ
同じ給料をもらうなら誰しもハズレ工程は避けたいもの。
しかし工程は自分では選択出来ないことが多いので、配属は運任せになります。
事前に出来る対策がない訳ではないですが、基本的には期間工の仕事はきついと思った方が良いです。
ただ最初はきついと感じても、慣れてしまえばなんともなくなることがほとんどなので、きついハズレ工程になってしまってもまずは頑張って欲しいです。
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