”期間工は底辺”
期間工を馬鹿にするかのように言う人もいますし、底辺で負け組と自虐的に言う期間工もいます。
実際はどうなんでしょうか。まとめていきます。
＼ 面接サポート有り ／
期間工が底辺と言われる理由
単純労働ばかり
期間工の仕事は誰でも出来る単純作業ばかりです。
毎日毎日同じ動きをして同じ作業をし続けます。
何も考えずに目の前の作業さえしていれば良いのは楽ですが、単純作業の繰り返しでスキルは身につきません。
仮にボルトを10年締め続けたとしても、ちょっとボルトを締めるのが上手い人の出来上がり。
こういう人が転職市場に立っても、市場価値は低いですよね。単純作業しか出来ない人間だと評価されてしまいます。
単純作業しか出来ない＝底辺と評価してくる人もいるものです。
すぐに辞める人が多い
期間工が底辺と呼ばれる理由の1つに”すぐに辞める人がいる”というのも挙げられます。
入社して2週間で辞めるような人もいますし、初回満了の頃には同期が全滅していたということも。
早い人だと入社時の研修期間中に辞めてしまう人もいます。
職場によってはアルバイトよりも定着率が悪いかもしれません。
すぐに辞める人＝どこにいっても上手くいかない人と思われるので、底辺な人扱いをされることもあります。
借金持ちが多い
借金持ちが多いのが期間工の特徴。
奨学金や自動車のローンなど、一般的に仕方がないと言われる理由での借金は問題ありませんが、サラ金やクレジットカードのリボ払いなどの借金は印象が悪いです。
期間工は借金持ちでお金にだらしがないという印象を持っている人も少なからずいます。
非正規雇用
期間工はメーカーの直雇用の契約社員です。
期間工という時点で非正規雇用ですね。
世間一般的には正社員＞非正規という構図があるので、期間工というだけで底辺で負け組という扱いを受けることがあります。
特に年齢を重ねるほど「期間工をやっている」というだけで下に見られることはありますね。
正社員が出来ないような人が集まる
正社員になれない、もしくは勤まらないような人が期間工になる。全員ではありませんが、一部の人はこういう傾向があります。
他の仕事がうまく行かず期間工に流れ着く人も多いので、どうしても底辺扱いされてしまうことがあるんですよね。
よくいえば社会のセーフティーネットですが、言い方を変えれば他で働けないような底辺な人間が集まってくるのが期間工と言えるかもしれません。
期間工が底辺ではない理由
年収400万~500万稼げる
期間工は初年度年収で年収400万~500万稼げます。
世間一般の平均年収が400万円ぐらいということを考えると、期間工になりさえすれば誰でも平均年収ぐらいは稼げてしまいます。
控えめに言って底辺ではないですよね？
地方都市に行けば年収200万円台の正社員職もざらにあるので、期間工の方が倍ぐらい稼げてしまうものです。
未経験でも働ける
ある程度若くて健康的な人なら誰でも働けるのが期間工の良いところ。
工場の現場での仕事は未経験でも働けるように全てマニュアル化されているので、異業種からの応募でも問題なく働けます。
一般的な仕事は経験者優遇の傾向が多いですが、期間工は未経験でも問題なく働けます。
実際に工場で働いている人の半分以上は未経験からのスタートです。
異業種からの転職も容易なのが期間工の良いところ。
寮費光熱費無料
大半の期間工の寮は寮費光熱費無料で住めます(一部有料ですが格安で住む寮もあります)
給料の良さよりも寮費光熱費無料の方がありがたいと感じる人もいるぐらい。
家賃5万光熱費1万で計算すると、年間72万の節約になります。実質72万手取りが増えた感じですね。
寮費光熱費無料のおかげで貯金がしやすいのが期間工の良いところ。
まとめ
期間工を底辺と揶揄する人はいますが、実際は非正規雇用ながら待遇が良く大きく稼げる仕事です。
底辺呼ばりしてくる人の意見に耳を傾ける必要はないので、期間工でしっかりとお金を稼いで人生を好転させていきましょう。
＼ 面接サポート有り ／