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【ぶっちゃけどっち?】期間工と工場派遣の違いは何?三菱期間工と派遣を例に解説

期間工と派遣はどちらがおすすめなのか?

これから工場で働こうと思う方で迷う方もいるでしょう。

こちらでは期間工と工場派遣の違いやメリット・デメリットを解説していきます。

どちらも一長一短あるので、自分が何を優先したいのかを決めた上で選択すると良いでしょう。

結論から言うと、手元に残るお金は期間工も派遣も同じぐらいの場合が多いです。

しかし派遣は派遣会社によって待遇が大きく変わるので、応募時はしっかりと見比べた方が良いですね。

直接雇用、入社祝い金や特典が欲しい、寮費光熱費無料の環境が良い方は期間工の方が良いでしょう。

年収を多く稼ぎたい、ワンルーム寮確定が良い、給料を前借りしたい方は派遣がおすすめ。

目次

【どちらが良いのか?】期間工と工場派遣はここが違う

期間工派遣
メーカー直接雇用
入社祝い金・手当・満了金が貰える
寮費光熱費無料
派遣会社の雇用
高時給の求人が多い
ワンルーム寮
期間工と派遣の違い

期間工と工場派遣では同じ現場に配属されて、同じような作業をします。

違いが分かりにくいと思うので、大まかな特徴をまとめてみました。

メーカー直接雇用で、入社祝金や手当、満了金が多くもらえるのが期間工。寮は集合寮やワンルーム寮で寮費光熱費無料のところがほとんどです。

工場派遣は派遣会社に所属して各工場に派遣されます。高時給の求人が多いですね。寮は無料ではないところが多いですが、ワンルーム寮に住めるのが魅力。

どちらも一長一短あるので、それぞれの特徴について解説していきます。

期間工の特徴は?メリット・デメリットと共に解説

メリットデメリット
メーカー直接雇用
入社祝い金が貰える
日給10,000円前後
手当が多い
満了金が貰える
寮費光熱費無料
寮での食事提供がある場合も
給料明細の控除が少ない
メーカーの福利厚生が使える
一流メーカーの契約社員
失業保険をすぐに貰える
年収は派遣よりも低め
給料の前借りが出来ない
途中で辞めると満了金が貰えない
集合寮に住むことになる場合も
退職時は寮も退寮する必要がある
期間工の特徴

メリット

メーカー直接雇用

期間工はメーカーの直接雇用になります。正確にはメーカーの契約社員ということになりますね。

期間限定にはなりますが、一時的にでも世界的に有名なメーカーの一員になれます。

入社祝い金が貰える

入社祝い金や入社特典が貰えるのが期間工の良いところ。中には入社祝い金100万円も貰えるような期間工もあります。

いきなり入社祝い金100万円と言われると釣りなのかなと思ってしまいがちですが、本当に貰えます。

給料にプラスして入社祝い金や入社特典を貰えるのが期間工の仕事の魅力です。

他業種の仕事は入社祝い金が貰える仕事の方が少ないので、入社して一定期間働くだけで入社祝い金が貰えるのはありがたい限りですね。

注意点は期間工によって入社祝い金が貰える時期や条件が異なるところ。

入社祝い金を入社して最初の給料で貰える期間工もあれば、数ヶ月働かないと貰えない期間工もあります。

また出勤率や条件がある場合もあるので、入社の際は入社祝い金を貰える条件をしっかり確認しておきましょう。

日給10,000円前後

期間工は日給10,000円前後のところが多いです。

1ヶ月に20日働けばそれだけで20万円。

さらに長く働けば昇給する期間工も多いので、より効率良く稼ぐことができます。

メーカー日給
ホンダ10,600円~
豊田自動織機10,500円~
トヨタ10,450円~
スズキ10,400円
デンソー10,100円~
いすゞスバル三菱10,000円
日産9,600円
マツダ9,550円~
ジヤトコ8,560円~
期間工の日給

各期間工の日給をまとめてみました。

これらは初任給なので、2年目3年目になると昇給する期間工が多いです。

最も日給が高くなるのはデンソー期間工豊田自動織機期間工で、3年目になると日給11,800円まで昇給します。

反対にスズキや日産のように昇給しない期間工もあります。

手当が多い

  • 時間外勤務手当
  • 深夜勤務手当
  • 交替手当
  • 休日出勤手当
  • 特別手当
  • 皆勤手当
  • 正月手当・夏季手当

給料以外にも手当が多いのが期間工の特徴。

期間工が稼げる理由は手当の多さも理由の1つです。

メーカーによって貰える手当や条件が違いますが、どの期間工も何かしらの手当があるのは魅力ですね。

満了金が貰える

満了金とは契約期間を満了した時に貰えるボーナスみたいなもの。

この満了金を貰えるのが期間工の良いところ。

半年で30万円ぐらい貰えるのがスタンダードですが、満了金が多いトヨタ期間工三菱期間工だと半年で50万円ぐらい貰えます。

定期的なボーナスみたいな形で多額のお金が貰えるのが期間工の良いところ。

寮費光熱費無料

期間工の寮は寮費光熱費無料のところがほとんどです。有料の期間工もありますが月1万円ほどと格安で住めるところがほとんど。

一般的にアパートを借りる際は敷金礼金や火災保険など手数料が掛かるものです。

しかし期間工は入居時の手数料が掛からないですし、普段の寮費や光熱費も無料で住めます。

夏はエアコン、冬は暖房をたくさん使っても光熱費は0円。家賃5万円、光熱費1万円で計算すると、年間72万円の節約となります。

実質72万円の手取りが増えた計算になるので、期間工はお金が貯めやすいのです。

期間工の寮については期間工でワンルーム寮に住むならどこ?相部屋で汚い寮とかあるの?の記事で詳しく解説しています。

寮での食事提供がある場合も

メーカーにもよりますが、期間工の集合寮では食堂が用意されています。

仕事が終わって寮に帰ると食事が用意されているのは助かりますよね。わざわざ自分で食事を作ったり買いに行く必要もありません。

栄養満点の食事が用意してくれるので、食堂に行くだけですぐに食事が出来ます。

さらに寮の食事代は給料天引きの期間工が多い(メーカーによりますが)ので、現金がなくてもなんとか生活が出来てしまいます。

給料日まであと1週間、財布の中は空っぽという状態でも食べるものにも困るということはありません。

ちなみに三菱期間工は寮での食事が無料です。寮費も光熱費も無料なので、生活に関わる最低限のお金はほとんど掛からないと言っても過言ではないでしょう。

給料明細の控除が少ない

健康保険や厚生年金といった社会保険料が安いのも期間工のメリットです。

というのも給料が高い大企業は社会保険の料率が低めなので、同じ年収でも派遣よりも控除額が低めに出ます。

派遣よりも手取りが多めになるのが期間工の良いところ。

メーカーの福利厚生が使える

期間工はメーカーの契約社員です。

働いている期間はメーカーの福利厚生が使えます。

各メーカーには企業専用の施設があったり特別な制度がある場合もあります。

期間工で働いている間はそのメーカーの福利厚生が使えるのはいいですよね。

一流メーカーの契約社員

期間工で働く=そのメーカーの契約社員です。

一時的にでも大手メーカーの従業員の仲間入り。

先ほど紹介した福利厚生も使えますし、社会的なステータスも使えます。

自動車のローンを組んだり、クレジットカードを作ることも可能。

期間工後は個人事業主で活躍する予定の方は、期間工やりながらクレジットカードを作っておくと良いかもしれません。

失業保険をすぐに貰える

満了退社の場合は失業保険の条件を満たしていれば、待機期間7日間だけで失業保険を受給出来ます。

正社員や派遣だと待機期間2ヶ月が発生しますが、期間工はすぐに失業保険の受給が可能。

期間工→失業保険→期間工のループをしたい人は期間工がおすすめです。

失業保険については期間工を退職後に失業保険を受給した体験談があるので参考にしてみて下さい。

デメリット

年収は派遣よりも低め

年収ベースで比較すると期間工と派遣では派遣の方が高いです。

では稼げないか?と思うかもしれませんが、そうとは限りません。

  • 控除額が少ない
  • 福利厚生を受けられる
  • 寮費光熱費無料
  • 寮の食堂を使える

期間工にしかないメリットも多いもの。

1年で比較すると手元に残るお金は期間工も派遣も大きな差はないことが多いです。

給料の前借りが出来ない

期間工は給料の前借りが出来ません。

どうしても今月のやりくりが厳しいという場合でもなんとかするしかありません。

特に期間工として入社してから初任給を貰うまでは1ヶ月以上かかることもあるので、お金が全くない状態で働き始めると苦労するかもしれません。

途中で辞めると満了金が貰えない

契約期間を満了すれば貰えるのが満了金ですが、契約途中で辞めると貰えません。

集合寮に住むことになる場合も

期間工の寮の多くは集合寮です。

ワンルームなのかルームシェアタイプなのかは期間工によって違いますが、いずれにせよ集合寮での集団生活になります。

隣の部屋には見ず知らずの期間工が働いている訳なので、人によっては窮屈に感じるかもしれません。

期間工の寮は期間工でワンルーム寮に住むならどこ?相部屋で汚い寮とかあるの?で詳しく解説しています。

退職時は寮も退寮する必要がある

無料で住めるのが期間工の寮の良いところですが、退職時には退寮しなければなりません。

退職してから新居を探していては遅いので、退職前にには次の住居なり仕事を見つけておきたいですね。

>>そもそも期間工とは?メリット・デメリットと共に紹介|向いている人はどんな人?

工場派遣の特徴は?メリットとデメリットと共に解説

メリットデメリット
派遣会社に所属
時給1,500円~2,000円前後の高時給
ワンルーム寮に住める
給料の前借りが出来る
年収ベースだと期間工より多い
派遣会社に所属したまま他の仕事に就ける
入社祝い金や手当は少なめ
交替手当がない派遣も
満了金がない
寮費光熱費が無料ではない場合も
寮での食事提供はない
給料明細の控除が多め
年収が高くなるので翌年の税金類が高くなる
失業保険を貰うには時間が掛かる
派遣の特徴

メリット

派遣会社に所属

派遣社員として派遣会社に所属して各メーカーに派遣されます。

期間工とは違い雇用主は派遣会社になります。

時給1,500円~2,000円前後の高時給

工場派遣は時給1,500円~2,000円のところが多いです。

数ある派遣の中では高時給ですね。

高時給がゆえに圧倒的に稼ぎが良くなります。

時給2,000円前後の派遣で繁忙期であれば月収50万円も夢ではありません。

ワンルーム寮に住める

工場派遣の寮はワンルーム寮がほとんどです。

期間工の場合は集合寮になりますが、派遣はワンルームのアパート寮に住めます。

他人と集団生活が苦手だったり、ワンルーム確定の寮が良い方は派遣の方が向いているでしょう。

給料の前借りが出来る

工場派遣のほとんどでは給料の前借りが出来ます。

金額や回数の制限は派遣会社によってまちまちですが、どうしてもお金が苦しい時は前借りが可能。

年収ベースだと期間工より多い

高時給で稼ぎやすいということもあり、年収で比較すると期間工よりも年収が高いケースが多いです。

単純な額面のみの比較だと、メーカーによっては1.5倍近いことも。

では派遣の方が絶対に稼げるかと言われるとそうではありません。

後にも紹介しますが、派遣の方が控除額が多く手取りが少ないケースも多いものです。

年収だけ比較するのではなく、手当や満了金、控除額なども含めトータルで考える必要があります。

派遣会社に所属したまま他の仕事に就ける

派遣されたメーカーを退職しても、同じ派遣会社に所属したまま別の会社に派遣されることも可能です。

期間工だと就業先を変える場合は一旦退職して、また新しい職に就くという流れになりますが、派遣の場合は派遣先を変えるだけで次の職場に就くことも可能。

退職や就職の手続きや面接が不要で、すぐに次の職場で働けるのは、長く働きたい方には良いでしょう。

もちろん派遣会社も退職して他の派遣会社で派遣登録することも可能です。

デメリット

入社祝い金や手当は少なめ

時給が高いのが工場派遣の魅力ですが、入社祝い金や手当類が少ないのがデメリットです。

中には入社祝い金がある派遣もありますが、求人によっては一切なく時給が高いだけというものも存在します。

応募の際は時給だけでなく手当もしっかり確認したいですね。

交替手当がない派遣も

夜勤をすると貰える交替手当ですが、期間工は貰えますが派遣だと貰えない求人も多くあります。

応募時にはしっかりと確認しておきたいですね。

交替手当がないことを織り込んでの高時給だったりする訳で。

満了金がない

派遣は満了金がありません。

その代わり入社特典が満了金になっている派遣もあります。

応募時には募集要項を確認しておきましょう。

寮費光熱費が無料ではない場合も

派遣の寮はワンルーム寮ですが、寮費光熱費無料の場合もあれば有料の場合もあります。

よくあるのが寮費は無料だけど光熱費がかかったり、寮費が無料の期間が限定的な派遣。

派遣会社によって寮の費用面の負担が全然違うので、注意が必要です。

寮での食事提供はない

一般のアパート寮では寮での食事提供はありません。

自分で用意する必要があります。

その代わり自炊が出来るので、自分の好きな料理を作れるのはいいですね。

給料明細の控除が多め

期間工とは違い派遣の場合は控除が多めになります。

期間工の人と同じ職場で働いて同じような残業量でも控除される金額が違うでしょう。

また寮費や光熱費も天引きされるので、額面の割に手取りが少ないことも。

これは派遣で働く以上は仕方がないことですね。

年収が高くなるので翌年の税金類が高くなる

額面の給料が多い=年収が高いということに繋がるので、年収が高くなってしまった分は翌年の税金類が高くなります。

派遣は控除が多い理由でもありますね。

失業保険を貰うには時間が掛かる

派遣を辞めた後に失業保険を受給する場合は、期間工とは違い時間がかかります。

失業保険を貰うまでに最低でも受給制限2ヶ月+待機期間7日間はかかるので、待機期間7日間のみで受給できる期間工とは違います。

失業保険を貰いながら仕事を転々としたい人は期間工の方が良いでしょう。

期間工と派遣の違いを三菱で比較

月数派遣期間工
3ヶ月130.3万97.1万
6ヶ月260.4万224.2万
12ヶ月520.8万440.4万
18ヶ月781.2万658.6万
24ヶ月1041.6万878.8万
三菱期間工と派遣を比較

三菱で期間工と派遣を比較してみました。

月の出勤日が20日、残業時間が20時間(毎日1時間)、休日出勤0で稼げる金額の比較です。

額面上の金額では派遣に軍配が上がります。

三菱期間工三菱派遣
入社特典63万円
交替手当を貰える
満了慰労金最大300万円
寮費光熱費無料
寮食事無料
時給1,850円
出勤手当3,000円/日(家賃補助に充当)
ワンルーム寮
給料前借り可能
三菱期間工、派遣を比較

三菱期間工、派遣それぞれの特徴は上記の通り。

半年までなら入社特典63万円がある三菱期間工がおすすめですが、1年以上になると時給が高い派遣の方がおすすめ。

寮は寮費光熱費無料、寮食事代無料を重視するなら期間工、ワンルーム確定を重視するなら派遣になります。

働き方や何を重要視するかは人それぞれなので、自分にあった求人を選択したいですね。

>>三菱期間工ならジェプロ|仕事はきついのか?給料や寮についてインタビュー

>>三菱の岡崎製作所の派遣は時給1,850円|高時給派遣はジェプロがおすすめ

まとめ

期間工派遣
メーカー直接雇用
入社祝い金・手当・満了金が貰える
寮費光熱費無料
派遣会社の雇用
高時給の求人が多い
ワンルーム寮
期間工と派遣の違い

期間工と派遣の違いをまとめました。

ご自身の状況に合わせてどちらにするのか選ぶと良いかなと思います。

三菱の期間工と派遣なら、長期で稼ぎたい方は派遣がおすすめ

\ 入社祝い金最大100万円 /

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